エアコン取付【室内機と室外機の設置位置】

エアコン取付けで『室内機』『室外機』の設置位置は、壁の【穴】で決まります。最近ではエアコン用の【穴】が壁に最初からある場合が多く、『冷媒管』『ドレインホース』を出す穴・コンセントの位置が設定されている場合は、エアコンの取付位置はほぼ決まります。しかし少しでもベストポジョンに付けられる様にしたいですよね。配管や電源が壁を延々這うのは内観も悪くなりますので、充分に検討して決めましょう!
●室内機の位置【エアコン取付】
まずエアコン取付において『冷暖房の効率が良いか?』が一番重要な点ですよね^^そして日々のメンテナンスも考え、フィルターや必要な付属品の取付けができるか?カーテンやブラインドの開け閉め、収納の扉がエアコンに当たらないか?見栄えは良いか?を考えましょう。
●室外機の位置【エアコン取付】
配線や配管の関係上、当然ですが『室内機に近い場所』が必須になります。仮に配線や配管が用意できたとしても遠くなるほど効率は下がります。そして『日が当たらず風通しの良い場所』効率を良くするためには熱を逃がすのがベストです。意外に知られていないのですが、エアコンには耐熱温度があります。『新品のエアコンがひと夏で壊れた!』という話をよく聞きますが、予想を超えた猛暑の影響で壊れた可能性もありますが、ほとんどは室外機の設置場所が原因の場合もあります。
このようなことを考えエアコン取付の際設置場所は充分に検討しましょう。

エアコン取付【壁の穴あけ】

壁に穴が無い場合、壁に穴をあけないとエアコン取付はできないです。職人さんがエアコンを取付ける場合は問題ないと思いますが、ご自分でエアコン取付をする場合、エアコンドレインホース用の穴は室内機より『下』が鉄則です。内観から考えるとエアコン用の穴は隠したいところですが、ドレインホースは室内機にたまった水を流す出すもので、考えれば当たり前のことですが水は上から下に流れます。室内から室外へ斜め下に向けて開けるのが正しい施工となりますのでご注意下さい。
穴を新たにあける場合、室外機との兼ね合いもありますが、同時に『電源』『冷媒管』の穴も同じ場所に設置した方がスッキリとします。

エアコン取付【エアパージって!?】

最近なにかと話題になっているエアコン取付においての『エアパージ』ですが、簡単に説明すると配管に残った空気を取り除き冷媒で満たす作業です。以前は『ガス圧方式』が主流で、室外機にあらかじめ充填されているフロンガスのガス圧で空気を押し出す方法です。現在は『真空引き』『真空ポンプ方式』が推奨されており室内機⇔室外機の冷媒管を接続後、真空ポンプで可能な限り配管内の空気を取り除いた後に冷媒を充填させます。この方法ですと、機器への影響だけでなく、環境配慮の一環としても推奨されています。
真空ポンプ式が導入された当初は代替フロンになったばかりで工具が高く、ガス圧方式による「エアパージ」を続けていたケースや導入期でトラブルが多かったのが『エアパージの手拭工事』として騒がれていました。しかし最近では、フロンの環境問題が重要視され、工具も手頃なものができたので、真空ポンプ式でのエアコン取付施工をするのが当たり前になりました。

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